感動受注経営学校

第18回 『良い家を建てるには』

2006年01月13日

 私が、常日頃「家を建てたい」という方のお話を聞いていて、助言するのは「一生に一度か二度しか建てない家なのに(ほとんどの人にとって家を建てることは、大変なことですよね) 何故、自分で勉強しようとしないのか、もっと勉強して下さい」ということです。

 何千万円もお金を使うのに、誰かに聞けば良い、誰かに頼めば良いとしか思わない方が多く、それでいて、健康で、安くて、住みやすい家が欲しいと都合の良い希望ばかりを持たれています。ご主人に至っては、奥さん任せの方が多く、200万~300万円の車を買う時は、カタログ集めてデザインや、性能を真剣に考えるのに、その10倍もお金を出すのに、「イヤー、家内にまかせてます」はないでしょう。  「家を建てる」ということは、一家にとっての大大事業です。まず、家族で協力することが「良い家が手に入る」第一歩です。

 「それから良い建築家、工務店に出会うこと」と言いたいところですが、お施主様には、もう少し常日頃のトレーニングをして頂きたいと思います。

 私のお薦めする「健康な住まいを手に入れる」日常のトレーニングは、『色々なものの成分表示を見る』ということ。とにかく、買い物に行って、手に取ったものが「どのようなものでできているのか」ということに興味をもつことです。

 食べ物でも、洋服でも、化粧品でも、雑貨でも、その成分がどの様な化学物質であるかわからなくても、とにかく「裏をひっくり返して見る」。そのうちに「成分が少ないほうが安全なのかなー」とか、「この成分の名前いつも見るな」とか思えるようになる。そして、「この成分、安全なのだろうか」と思い、「ちょっと調べてみようかな」と思う。そうすればしめしめ。そして、それがクセになると、住宅を建てようと思った時、この建材には「どのようなものが含まれていて、どのような作り方しているのだろう」と必然的に思うようになります。また、今まで使っていた身の回りのものもどのような材料で、どのような成分なのかが気になってきます。

 例えば、100円ショップでプラスチック製の小引き出しを買おうと材質表示をみる、「ポリエチレン」と書いてある。もう一つのほうは、一部に「塩ビ」が使われている。「う~ん、どっちにしようか」なんて迷いもなく「塩ビ」使用のものは却下。色々考えた結果、ダンボール製のものを購入。というように、材質の成分がわかれば、買わないようにするとか、住宅だけではなく、身の回りの環境も安全なものに変えていくことができます。そして、それに加え、最近多く発行されている健康住宅関連の本を何冊か読めばOKです。しかし、それらに書かれてあることを鵜呑みにするのではなく、予算や気候の条件、個人の生活スタイルなどを考えながら、バランスをとることができれば、「健康な住まいを手に入れる」準備は整ったわけです。

  結論は、 良い建築家、工務店に出会うこと と、家をつくることに情熱を持ち、楽しむことです。

  そうすることで、人生も楽しくなり家が作れます。子供たちにも笑顔が生まれます。
もし、そのようなアイデアが必要な方は、ぜひ相談ください。直ぐに楽しい家のプラン方法を提案します。

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(株)山本富士雄設計事務所
 代表取締役所長 山本富士雄

経  歴:1959年3月~1972年11月
      (株)三座建築事務所大阪支社及び東京本社にて、集合住宅、電話局、病院、オフィス
      ビル、個人住宅等の設計監理に携わる
      1972年11月 山本富士雄設計事務所設立
      1979年9月 株式会社に組織変更し、代表取締役所長として現在に至る

社会活動:〔社)日本建築家協会関東甲信越支部西東京地域会会長として、2001年4月より2
      003年3月まで、西東京地域の住民を対象に「グリーンモール運動」等の活動を行った
      (現在副会長)

感想・ご意見 architect@f-yamafuji.com
 H   P   http://www.f-yamafuji.com/
 


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